まだまだキノコの修正が必要ですが、とりあえず先に今日は台を彫っていきます。
![ウォルナットの端材にキノコを乗せる](https://i0.wp.com/konofumi.com/wp-content/uploads/2023/08/2023_08_22_04.jpg?w=600&ssl=1)
この節有りのウォルナットでどうでしょうか?キノコさん?
これでいいですか?
じゃ、これにします。
![ウォルナットの節をあえて使うようにカット](https://i0.wp.com/konofumi.com/wp-content/uploads/2023/08/2023_08_22_05.jpg?w=600&ssl=1)
台にも節を積極的に使います。節がわざと残るようにカットします。機械を使いませんので、ノコギリでゴリゴリやります。
![ウォルナットの台を仮置き](https://i0.wp.com/konofumi.com/wp-content/uploads/2023/08/2023_08_22_06.jpg?w=600&ssl=1)
こんな感じになります。周り4辺は全て彫ります。
まずは面を整えておきます。
![ウォルナットの台をペーパー掛けする様子](https://i0.wp.com/konofumi.com/wp-content/uploads/2023/08/2023_08_22_07.jpg?w=600&ssl=1)
粗目のサンドペーパーで面を平面に整えておきます。
![サンドペーパーを掛けた後のウォルナットの台](https://i0.wp.com/konofumi.com/wp-content/uploads/2023/08/2023_08_22_08.jpg?w=600&ssl=1)
節の部分はこんな感じになっています。ワイルドで荒々しい感じの節です。木の力強さを感じます。
![ウォルナットの台の木口を削る](https://i0.wp.com/konofumi.com/wp-content/uploads/2023/08/2023_08_22_09.jpg?w=600&ssl=1)
では、まず木口から彫っていきます。木口は導管の先が並んでいてとても堅いです。手に持って彫りますが、支えている指が痛くなります(@_@)
![ウォルナットの台の木口の節を彫る](https://i0.wp.com/konofumi.com/wp-content/uploads/2023/08/2023_08_22_10.jpg?w=600&ssl=1)
節の周りも堅いです。慎重に彫っていきます。台は特に決まった形は無いので、自由に彫っていきます。
![ウォルナットの木口を彫り終えた様子](https://i0.wp.com/konofumi.com/wp-content/uploads/2023/08/2023_08_22_11.jpg?w=600&ssl=1)
木彫りの荒々しい彫り跡と、節の自然の荒々しさが良く合っている気がします。
![ウォルナットの木端の彫り終わり](https://i0.wp.com/konofumi.com/wp-content/uploads/2023/08/2023_08_22_12.jpg?w=600&ssl=1)
台の側面(木端)はこんな感じで彫りました。木目が入り組んでいると順目で彫っていると思ったら逆目になったりしますので、彫る方向を変えながら綺麗に彫っていきます。
![ウォルナットの台の木端を彫っている様子](https://i0.wp.com/konofumi.com/wp-content/uploads/2023/08/2023_08_22_13.jpg?w=600&ssl=1)
側面(木端)は木口よりは柔らかくて彫りやすいです。こういう自由で彫りやすい箇所は楽しく彫っていきます。\(^o^)/
![ウォルナットの台の木端もう一か所彫り終わり](https://i0.wp.com/konofumi.com/wp-content/uploads/2023/08/2023_08_22_14.jpg?w=600&ssl=1)
反対側はこんな感じに仕上がりました。全て平ノミで彫るので、丸ノミや彫刻刀の丸刀などの彫り跡とはちょっと違いますね。
![ウォルナットの台の研磨の仕上](https://i0.wp.com/konofumi.com/wp-content/uploads/2023/08/2023_08_22_15.jpg?w=600&ssl=1)
最後に、面をさらに細かい目のサンドペーパーで仕上げていきます。これは240番ですね。この後600番も使い細かな傷を消していきます。さすがに600番で磨くとツルツルですよ。
![ウォルナットの完成した台にキノコを乗せてみる](https://i0.wp.com/konofumi.com/wp-content/uploads/2023/08/2023_08_22_17.jpg?w=600&ssl=1)
台はこんな感じに仕上がりましたよ!どうですか?キノコさん。
![再びキノコの柄の修正に入る](https://i0.wp.com/konofumi.com/wp-content/uploads/2023/08/2023_08_22_18.jpg?w=600&ssl=1)
そして、翌日。再び気になっているドーム型キノコの方の修正を始めます。なんだかどんどん背が低くなっていきます。
![修正したウォルナットのキノコ](https://i0.wp.com/konofumi.com/wp-content/uploads/2023/08/2023_08_22_30.jpg?w=600&ssl=1)
ん~…悪くないけど、終止符を打てない…
![キノコの笠を修正し始める](https://i0.wp.com/konofumi.com/wp-content/uploads/2023/08/2023_08_22_31.jpg?w=600&ssl=1)
どうやら、バランスが悪いと感じるのは、笠の方だったのかも?と思い今度は笠を彫り直ります。少し笠の背を低くします。
![再度、修正したウォルナットのキノコ](https://i0.wp.com/konofumi.com/wp-content/uploads/2023/08/2023_08_22_32.jpg?w=600&ssl=1)
ん~…、今度は柄が長く感じます。終わらない…(;一_一)
![柄を短く修正](https://i0.wp.com/konofumi.com/wp-content/uploads/2023/08/2023_08_22_33.jpg?w=600&ssl=1)
サンドペーパーで柄の上を低くしていきます。
![再度修正したキノコを2体並べる](https://i0.wp.com/konofumi.com/wp-content/uploads/2023/08/2023_08_22_34.jpg?w=600&ssl=1)
これで、どうだ!
![もう一つのとんがり帽子のキノコを修正する](https://i0.wp.com/konofumi.com/wp-content/uploads/2023/08/2023_08_22_35.jpg?w=600&ssl=1)
今度は、こっちのキノコを修正し始めました…終わらない(@_@)
![さらに節を掃除して綺麗にしてみる](https://i0.wp.com/konofumi.com/wp-content/uploads/2023/08/2023_08_22_36.jpg?w=600&ssl=1)
今度は、節の汚れが気になり始め、水で濡らしたティッシュでこすってみる。
![ウォルナットの節を綺麗にしたけどあまり変わらない写真](https://i0.wp.com/konofumi.com/wp-content/uploads/2023/08/2023_08_22_37.jpg?w=600&ssl=1)
あまり変わらない…
![ウォルナットの笠をさらに彫り直す](https://i0.wp.com/konofumi.com/wp-content/uploads/2023/08/2023_08_22_50.jpg?w=600&ssl=1)
さらに翌日。まだ気になっているドーム型のキノコ。笠の丸味を彫り直します。
![彫り直したウォルナットのキノコ](https://i0.wp.com/konofumi.com/wp-content/uploads/2023/08/2023_08_22_53.jpg?w=600&ssl=1)
これで、どうだ!もうどこが変わったのか分からないと思いますが、一応変わっているんです…
![今度はウォルナットの台が気になるので線を引く](https://i0.wp.com/konofumi.com/wp-content/uploads/2023/08/2023_08_22_54.jpg?w=600&ssl=1)
今度は、ウォルナットの台が気になり始めました…
ここ、ちょっとだけカットしたい…
![カットしたウォルナットの台の写真](https://i0.wp.com/konofumi.com/wp-content/uploads/2023/08/2023_08_22_55.jpg?w=600&ssl=1)
カットしました。
![彫り直したウォルナットの台の木口](https://i0.wp.com/konofumi.com/wp-content/uploads/2023/08/2023_08_22_56.jpg?w=600&ssl=1)
当然、あの堅い木口も彫り直します。
![彫り直したウォルナットの台にキノコ2体を置いた](https://i0.wp.com/konofumi.com/wp-content/uploads/2023/08/2023_08_22_57.jpg?w=600&ssl=1)
あまり変わらないかもしれませんが、台短くなりました。これで二人の距離も縮んだと思います。
![さらに修正を繰り返すウォルナットのキノコ笠の位置に気づく](https://i0.wp.com/konofumi.com/wp-content/uploads/2023/08/2023_08_22_72.jpg?w=600&ssl=1)
さらに翌日。もう8日目かも…。まだ修正を繰り返していた私は、キノコの笠の向きが悪いことに気付く。
ちょっとの違いではありますが、正面にもっと節が向くようにしました。
節もしっかり前から見えますし、このキノコはこの方がバランスがいいようです。
![完成したウォルナットの木彫りキノコ正面](https://i0.wp.com/konofumi.com/wp-content/uploads/2023/08/2023_08_22_73.jpg?w=600&ssl=1)
![完成したウォルナットの木彫りキノコ横側](https://i0.wp.com/konofumi.com/wp-content/uploads/2023/08/2023_08_22_74.jpg?w=600&ssl=1)
![完成したウォルナットの木彫りキノコ後ろ側](https://i0.wp.com/konofumi.com/wp-content/uploads/2023/08/2023_08_22_75.jpg?w=600&ssl=1)
![完成したウォルナットの木彫りキノコ横側](https://i0.wp.com/konofumi.com/wp-content/uploads/2023/08/2023_08_22_76.jpg?w=600&ssl=1)
![完成したウォルナットの木彫りキノコ斜め](https://i0.wp.com/konofumi.com/wp-content/uploads/2023/08/2023_08_22_77.jpg?w=600&ssl=1)
そして、また細かいところを彫り直し、ここで終止符を打つことにしました。
最初のイメージとは違い、背は低くくなりました。こっちの方が2つ並べた時のバランスがいいようです。
![完成したウォルナットのキノコ2体と台](https://i0.wp.com/konofumi.com/wp-content/uploads/2023/08/2023_08_22_78.jpg?w=600&ssl=1)
時間かかり過ぎましたが、一応これで彫りは完成です。
最後の写真は逆行になってしまった…(;一_一)
次はオイル塗装です。