まだまだキノコの修正が必要ですが、とりあえず先に今日は台を彫っていきます。

この節有りのウォルナットでどうでしょうか?キノコさん?
これでいいですか?
じゃ、これにします。

台にも節を積極的に使います。節がわざと残るようにカットします。機械を使いませんので、ノコギリでゴリゴリやります。

こんな感じになります。周り4辺は全て彫ります。
まずは面を整えておきます。

粗目のサンドペーパーで面を平面に整えておきます。

節の部分はこんな感じになっています。ワイルドで荒々しい感じの節です。木の力強さを感じます。

では、まず木口から彫っていきます。木口は導管の先が並んでいてとても堅いです。手に持って彫りますが、支えている指が痛くなります(@_@)

節の周りも堅いです。慎重に彫っていきます。台は特に決まった形は無いので、自由に彫っていきます。

木彫りの荒々しい彫り跡と、節の自然の荒々しさが良く合っている気がします。

台の側面(木端)はこんな感じで彫りました。木目が入り組んでいると順目で彫っていると思ったら逆目になったりしますので、彫る方向を変えながら綺麗に彫っていきます。

側面(木端)は木口よりは柔らかくて彫りやすいです。こういう自由で彫りやすい箇所は楽しく彫っていきます。\(^o^)/

反対側はこんな感じに仕上がりました。全て平ノミで彫るので、丸ノミや彫刻刀の丸刀などの彫り跡とはちょっと違いますね。

最後に、面をさらに細かい目のサンドペーパーで仕上げていきます。これは240番ですね。この後600番も使い細かな傷を消していきます。さすがに600番で磨くとツルツルですよ。

台はこんな感じに仕上がりましたよ!どうですか?キノコさん。

そして、翌日。再び気になっているドーム型キノコの方の修正を始めます。なんだかどんどん背が低くなっていきます。

ん~…悪くないけど、終止符を打てない…

どうやら、バランスが悪いと感じるのは、笠の方だったのかも?と思い今度は笠を彫り直ります。少し笠の背を低くします。

ん~…、今度は柄が長く感じます。終わらない…(;一_一)

サンドペーパーで柄の上を低くしていきます。

これで、どうだ!

今度は、こっちのキノコを修正し始めました…終わらない(@_@)

今度は、節の汚れが気になり始め、水で濡らしたティッシュでこすってみる。

あまり変わらない…

さらに翌日。まだ気になっているドーム型のキノコ。笠の丸味を彫り直します。

これで、どうだ!もうどこが変わったのか分からないと思いますが、一応変わっているんです…

今度は、ウォルナットの台が気になり始めました…
ここ、ちょっとだけカットしたい…

カットしました。

当然、あの堅い木口も彫り直します。

あまり変わらないかもしれませんが、台短くなりました。これで二人の距離も縮んだと思います。

さらに翌日。もう8日目かも…。まだ修正を繰り返していた私は、キノコの笠の向きが悪いことに気付く。
ちょっとの違いではありますが、正面にもっと節が向くようにしました。
節もしっかり前から見えますし、このキノコはこの方がバランスがいいようです。





そして、また細かいところを彫り直し、ここで終止符を打つことにしました。
最初のイメージとは違い、背は低くくなりました。こっちの方が2つ並べた時のバランスがいいようです。

時間かかり過ぎましたが、一応これで彫りは完成です。
最後の写真は逆行になってしまった…(;一_一)
次はオイル塗装です。