栃、パドウク、チェリーなど色んな木で相変わらずキノコ彫っています。

木彫りのキノコ工房木ノ文 制作の様子

年が明けて、気付けばもう2月です…全然ブログは更新していませんでしたが、相変わらずキノコばかり彫っていました。

出品もほとんどしていなくて、今日からまた少しずつ出品もしていこうと思います。

とりあえずここ最近彫っていたキノコ達をブログでご紹介しようと思います。

その前に、年明け早々に大地震というニュースが飛び込んできて大変衝撃的でした。私も北海道の地震で大停電を経験していますが、震度5程度でもそうとう揺れたのを覚えています。ただ北海道の場合は被害のほとんどが停電でしたので、石川県の津波のほうがよっぽど怖かったと思います。仕事ではほんのちょっと(本当にちょっと)だけ被災者の方への貢献が出来たのですが、木彫りで何が出来るかと言えば何も出来なく、キノコばかり彫っていて良いものかと年明けからキノコ以外の物も彫り始めました。まぁそれは後々ご紹介いたします。

まずは、キノコ。栃からです。ずっと彫ってみたかった木です。家具でも使われる人気の木です。縮み杢が有名ですが、私が買った木は縮み杢はありません(;一_一)高いんですよね縮み杢の栃って…

栃の木彫りのキノコ1

こんな感じでサクサク彫ってみました。思った以上に柔らかくサクサク彫れる木でした。柔らかいのでしっかりノミを研がないとダメかもです。

栃の木彫りのキノコ木笛を吹いている様子

この栃のキノコは木笛を吹いています。笛の様な小物も作ってみましたが、このキノコは不採用で出品せずに自宅の窓際に飾ってあります。

次は、パドウクです。紅の木です。

パドウクの木彫りのキノコ

以前もパドウクの木でキノコを彫ったのですが、また彫りたくなってホワイトアッシュと合わせてキノコにしてみました。地味で味のある色味が多い木の中で赤は異彩を放ちますね。

山桜の木をボンドで接ぎ合わせる

ちょっと大きめのキノコも彫ってみたくて、大きい材が無かったので接ぎ合わせました。山桜です。あえて色味が違う山桜を使用しました。

山桜の木彫りのキノコ制作途中

最近は彫りの深い強いタッチで彫るのが好きで強めに彫っています。

山桜のきのこ2つ並んでいる様子

ついでに小さいキノコも彫りました。

次は、胡桃の木です。

胡桃の木の色味の違い

上の写真はどちらも胡桃の木です。手持ちの胡桃の木は色味の薄い材と濃い材があります。
今回は濃い胡桃を使ってみます。白太も入れてみました。

胡桃の木の木彫りのキノコ

こんな感じです。結構大きいです。写真は既にオイル塗装済みです。キノコの柄の前部分が白太ですが、ちょっと白太の色味がグレーっぽくなってしまいました…もうちょっと白く出ると思ったのですが…でも渋いと言うか味があると言うか。

ウォルナットとチェリーの木彫りのきのこ

かなり抽象的なオブジェの様なキノコも彫ってみました。意外と木彫りにはこうゆうのが合うかもしれません。

チェリー風になびくきのこ

こんなのも彫りました。木はチェリーです。まるで風になびくキノコの様です。

最近なかなか時間が取れなくて、今回はかなり大雑把な感じで製作の様子をご紹介しました。随時出品もしていく予定です。

それでは、また。