This article presents wood carvings of mushrooms, poisonous mushrooms (fly agaric), snow-covered mushrooms, and more.
今回は、今まで彫っていたキノコとはちょっと違う感じで、柄が長めの鉢植えのようなキノコを彫ってみた様子をご紹介します。雪が積もったキノコも彫ってみましたよ。
前回のブログ記事から英語での紹介文もちょっとだけ載せています。海外の方から2件ほど作品の注文を受けたことがあり、今後海外からの検索も増えるかもしれませんので。ただ翻訳ソフトを使っての英文ですので間違いがあるかもしれません。ご了承ください(;一_一)
まず、キノコの試作品を一つ作ってみました。↓

木彫りの猫さん達と一緒に写っています。試作品です。こんか感じのバランスも意外と良いかもと思い、こんな感じでどんどん彫ってみます。

色々な木を使います。ウォルナット、栗、楢、山桜、チェリー、胡桃、タモなどです。

柄が短いのと長いのを彫っています。粗い彫りで、彫り過ぎないように、整え過ぎないように…
切り株や倒木みたいな台や、鉢みたいな台など、台の形も色々用意してみようと思います。

キノコと言えば毒キノコも彫ります。あの有名なベニテングタケです。
やっぱり赤い木はパドウクでしょう。(他にも赤い木あります。今度彫ってみます。)

やっぱりキノコ彫るの楽しいです。クネクネした感じとか、バランスとか、形が好きなんだと思います。

赤いキノコに白い斑点を埋め込んでいきます。白い木はホワイトアッシュです。

何個か彫って、バランスを見ながらどれにするか決めています。

こんな感じで、色んな形や様々な木の種類を使って5個彫ってみました。もう一つ彫りたいものがあります。雪です。木彫りの雪はあまり見かけないので、雪が積もったキノコという形で挑戦してみます。
雪に使うのは白い木でよく使うホワイトアッシュです。ホワイトアッシュの木材がほとんど無かったため、今回雪を彫るために新しく仕入れました。

キノコと台に雪が積もっているイメージです。

キノコに積もった雪はこんな感じです。雪とキノコがうまく接地せず想像してたより難しいです…

台に雪が積もった感じも難しいです…でもなんとか形にはしました。雪の接着は木工用ボンドのみですので、ちょっと弱いかもしれません。

それぞれ形を整えて、全部で6個完成です↓全て無塗装無着色です。最近は木の素朴な色味を尊重するため無塗装で終わらせることが多いですが、しばらくして売れなかったらオイル塗装して出品し直すかもしれません。

すでに通販に出品しています。
作家さんが集まる通販サイトCreemaの「工房木ノ文」のページはこちら
このブログを投稿した時点では既にベニテングタケと雪が積もったキノコは売れてしまっています。ご了承ください。
では、また。