ウォルナットで木彫り4日目(きのこの柄を彫るやり直し)

節ありのウォルナットの角材を切り出した 制作の様子

今日は、キノコの柄の彫り直しです。昨日彫った柄が小さくなり過ぎたため、再び彫ることになりました。

一度彫ったら二度と元には戻れない、木彫りは難しいですが、そこが面白さでもあります。

新しいウォルナットの端材

今回はこのウォルナットの木材から小さい節を見つけたので、あえてその部分を切り出して使いたいと思います。

新しいウォルナットの端材から節だけと切り出す

節の部分だけを目指してカットしていきます。世界3大銘木の高級木材ウォルナットです。贅沢な使い方です。

節ありのウォルナットの角材を切り出した

こんな感じで切り出しました。節はあるのですが、結構小さいです…

節の位置を考えて木取り

小さい節が前に来るように木目などを考えて木取りします。

ウォルナットの角材を斜めにカット

いつものように斜めにカットします。ここを斜めにすることでキノコが顔を上げたようになります。

ウォルナットのキノコの柄に穴を開ける

斜めにカットしたので、垂直になるように穴をドリルで開けます。ここだけ機械に頼ります。こんな穴自力で開けられません。

角材に垂直に穴を開けたことを自慢する写真

開けた穴にダボを入れて上手く行ったか確認します。およそ垂直になっているようです。ズレても修正できるのでいいんですが。

ウォルナットの角材を粗彫りしていきます。

さて、行きます。まずはボリボリ粗彫りしていきます。

キノコの笠と柄を合わせる様子

まず合わせてみます。今回は数少ない節を使っているので失敗したくありません。カットする部分を決めて線を引きます。長さはこれくらいでいいだろうか…

カットしたキノコの柄

カットしました。ん~…どんな感じになるか見えない。

少し整えたウォルナットの柄

少し整えてみました。この段階でも柄を細目にするか短く太くするかまだ迷ってます。

とりあえず写真を撮ってキノコのバランスを確認する

とりあえず、ここまで彫りましたが…どうする?…

少し短くするために柄を彫る

少し顔を上げ過ぎている気がするので、角度を調節することにします。ちょっとだけノミで上の部分を彫ります。

修正したウォルナットのきのこ

少し良くなった気がします。節は小さすぎてよく分からなくなってしまいました。なんか鼻みたいですね。

横と後ろはどうでしょう。

ウォルナットのきのこ横側
ウォルナットのきのこ後ろ側

もうちょい柄を低くしたいです。

キノコの柄の裏をサンドペーパーで短く
キノコの柄の上をサンドペーパーで短く

柄の下も上もサンドペーパーでゴシゴシ削ってちょっとずつ低くしていきます。

ウォルナットのきのこ2体並んだ写真

2つ並べてみます。2つのバランスも見ながらの作業です。

ん~…まだ違う気がする…

今日はもう時間が無いのでまた明日。