今日は、キノコの柄の彫り直しです。昨日彫った柄が小さくなり過ぎたため、再び彫ることになりました。
一度彫ったら二度と元には戻れない、木彫りは難しいですが、そこが面白さでもあります。

今回はこのウォルナットの木材から小さい節を見つけたので、あえてその部分を切り出して使いたいと思います。

節の部分だけを目指してカットしていきます。世界3大銘木の高級木材ウォルナットです。贅沢な使い方です。

こんな感じで切り出しました。節はあるのですが、結構小さいです…

小さい節が前に来るように木目などを考えて木取りします。

いつものように斜めにカットします。ここを斜めにすることでキノコが顔を上げたようになります。

斜めにカットしたので、垂直になるように穴をドリルで開けます。ここだけ機械に頼ります。こんな穴自力で開けられません。

開けた穴にダボを入れて上手く行ったか確認します。およそ垂直になっているようです。ズレても修正できるのでいいんですが。

さて、行きます。まずはボリボリ粗彫りしていきます。

まず合わせてみます。今回は数少ない節を使っているので失敗したくありません。カットする部分を決めて線を引きます。長さはこれくらいでいいだろうか…

カットしました。ん~…どんな感じになるか見えない。

少し整えてみました。この段階でも柄を細目にするか短く太くするかまだ迷ってます。

とりあえず、ここまで彫りましたが…どうする?…

少し顔を上げ過ぎている気がするので、角度を調節することにします。ちょっとだけノミで上の部分を彫ります。

少し良くなった気がします。節は小さすぎてよく分からなくなってしまいました。なんか鼻みたいですね。
横と後ろはどうでしょう。


もうちょい柄を低くしたいです。


柄の下も上もサンドペーパーでゴシゴシ削ってちょっとずつ低くしていきます。

2つ並べてみます。2つのバランスも見ながらの作業です。
ん~…まだ違う気がする…
今日はもう時間が無いのでまた明日。