今回は木の話です。
木の中から、どこかの誰かが撃ったと思われる散弾銃の鉛玉が出て来た話です。
先日ホワイトオークの木でネコさんを彫ろうかと、ノコギリでせっせと切っていたところ、断面から金属片のような物が出ました。

最初は釘を切ったかな?と思ったのですが、前後に釘を打ったような跡が無く、どう考えても木の中にあったようです。

そこで、ふと昔何かで読んだ木の話を思い出しました。戦時中の銃弾が木に当たって埋まり、そのまま木が成長し銃弾を取り込んでしまうことがあり、木を加工する際に銃弾が出て来ることがあるという話です。
鉄砲の銃弾ほど大きくはありませんので、おそらく散弾銃の玉かもしれないと思いました。鉛の様な金属ですので、鉛玉でしょう。
ネットで調べてみると何個か同じような記事が出てきました。
ただ、私が切った木はホワイトオークです。ホワイトオークは北米で採れた木です。遠い遠い異国で誰かが撃った散弾銃の鉛玉を、木が成長とともに取り込んで、何十年も経って発見された。なんだかロマンですね~。
今までこんなことは初めてでしたが、今後木を切る時には何か出ないものかと期待してしまいます。
数日後…
同じホワイトオークを再びカットしていたら、また鉛玉が出ました…

もう出ないと思っていましたが、散弾銃の場合だと同じ範囲に鉛玉が散弾するので、あり得る話です。きっとまだあるかもしれませんね。
前回は真っ二つに切りましたが、今回はギリギリをかすったようです。
ほじくって取り出してみた鉛玉です。

何年前のだろうか…
今回の話は「散弾銃の鉛玉だろう」という憶測の話ですので詳しくは調べていません。もしかしたら違う金属で違う理由があるかもしれません。
では、また。