
彫り終わったキノコ達を出品する前に、置くだけではなく、吊るせるように革紐を付けていきたいと思います。
以前、きのこに麻紐を付ける様子をブログにしましたが、今回は革紐です。
麻紐のブログ記事はこちら→(木彫りのキノコにストラップ(麻紐)をつける)
とても良い色合いの革紐を見つけて、試しにキノコに付けてみたら意外と合うので、今回は革紐を使ってみたいと思います。
革紐は合皮です。本物の皮ではありません。
では、付けていきます。麻紐を付けた時と同じやり方で付けます。

まずは、キノコの笠に革紐を通す穴を開けます。革紐の太さを見てギリギリ入るサイズに穴を開けます。
ドリルビットを手で持ちながら、少しずつ回してゆっくり穴を開けていきます。

このキノコはチェリーの木です。どんな色の革紐が合うか考えた結果、この白っぽいベージュにしました。


先に、革紐の長さを決めて、端を結んでおきます。端はギリギリでカットします。
この革紐を穴に通すのが難しいです。ギリギリの穴のサイズなのでかなりきついです。


そこで、上の写真のように糸を穴に通して革紐に結び、引っ張って革紐を穴に通す方法にします。麻紐の時よりも通すのがきつくて糸がすぐ切れてしまいましたので、太い頑丈な糸(赤い糸)にしました。(糸が赤いのは意味はありません。たまたま赤い糸があっただけです。)

こんな感じで革紐付きました。木に穴をあけて革紐を埋め込んでいるので外れません。

裏側はこんな感じです。キノコの笠と柄を接続するためのダボ穴の中に革紐用の穴を開けています。

ダボ(木の棒)と木工用ボンドでキノコの笠と柄を接着すればこんな感じで完成になります。

次は、このウォルナットのキノコにも革紐を付けていきます。
まったく同じ方法で付けていきます。





こんな感じの色の革紐にしました。ウォルナットの木に合う渋い色です。
でも、次は思いきって赤い革紐にしてみます。

意外と似合います。

ナラには濃いグリーンの革紐。この色は木に合うことが試作品を作って分かっていました。
今回はこんな感じで、5体のキノコに革紐を付けました。





既に、出品しております。気になるキノコがあれば買ってください。
クリーマの工房木ノ文の通販ページ
吊るして飾ってもいいですし、置いてもいいですし、リュックに付けてどこかに連れて行ってあげてもいいと思います。
ちなみに、あと5体革紐を付けて出品する予定です。
おまけ↓

先日、こんな馬の乗り物を見つけました。昔公園にあったような遊具です。この古ぼけた感じがとても良かったので写真に撮りました。木も時が経つほど良い味が出てくると思います。