チェリーでキノコの柄を彫る今日で4日目です。
今日は休みですが、妻が出掛けているため、6歳の娘の面倒を見ながらの木彫りとなります。
本当は作業するつもりはなかったのですが、どうしても昨日の失敗が気になり早く修正したいのです…
娘がチョロチョロしている一階のリビングで彫ります。ノミを扱っているのでちょっと怖いです。娘が近くに来たらノミを置きます。
木彫りは彫る作業に関して言えば、どこでも出来ることが最大の魅力かもしれません。外で彫るのもいいかもしれません。
まずは、ノミを研ぐことにしました。昨日の彫りでチェリーの彫り跡が少し白っぽくなっている気がしました。そしてカサついたような彫り跡です。彫り跡が白っぽくカサついているようになると研ぎます。
私のノミ研ぎのタイミングは↓
・彫り跡が白っぽくカサついているようだ
・彫り跡に微かに線が出る(これはノミが欠けている)
・彫る時に木が堅く感じるし指が痛いし疲れる
・そういえば最近研いでないな…
あくまでも私のノミを研ぐタイミングです。
という事で、研いでキレッキレになったノミを使って、娘がウロチョロするリビングで慎重に彫りを進めます。
小さな山桜の円卓で作業を進めます。この山桜の円卓は私が作りました。小さくて使い勝手の良いテーブルが欲しくて贅沢にも山桜を使って作りました。5枚の山桜をつなげて円にします。これが機械の無い私にとっては大変で時間の掛かる作業でした。今度時間があったら制作の様子ブログにしますね。
少しずつ修正を始めます。このキノコは笠はこの槐(えんじゅ)にすると決めて、バランスを合わせて彫っていきます。前日に彫り過ぎて少し小さくなりましたが、笠とのバランスはまだ保たれているようです。
横からバランスをチェック。槐(えんじゅ)の笠は木端(ここではキノコの笠の正面と裏面)と木口(ここではキノコの横側)で全然色味が違いますね。でも同じ木ですよ。木の木口の色味は木端よりは濃くなります。木口は導管の穴がいっぱいあるところなので、影がたくさん出るから濃い色なんだろうなと私は勝手に思っています。
後ろにくるっと回すとまた金色の槐(えんじゅ)が出てきます。光の当たり方や光の強さでも木の色味は全然違います。
細かい修正を繰り返していると、どこをどう削っていいのか分からなくなってきました(~_~;)
一旦置いて、もう一つの方も細かく削っていきます。細かく削っていくとだんだん削り跡が無くなっていくんです。本当は大胆に大きい彫り跡で削っていきたいのですが…迷いが彫り跡に出ています。
このキノコも迷っています。柄はもう少し細身にして短くカットしようと思っているのですが…ん~…
後ろ姿はダボダボしたズボンを履いている人みたいな…
2つ並べてみました。ん~…
また、並べてみました。ん~…
娘に捕まったので、今日は早々に終了してまた明日修正です。