3日目は、前回割れてしまった柄の修正からです。片足で立つようにする難しいポーズです。
ところで、今年の夏はとんでもなく暑いですね(~~;)私は北海道札幌在住ですが、札幌がこんなに暑い日が続くのは初めての経験かもしれません。そして私の作業している部屋にクーラーは無く、扇風機を回していますが、ノコギリを使う時など木の粉が舞う時は扇風機を止めてます…(;一_一)

少しずつ彫っていきます。ここまで来るとちょっと彫り過ぎただけで、だいぶ印象が変わってしまいます。

キノコが自分でバランスを取って片足で立ってるようにしたいので、少し足に角度を付けます。微妙な角度なのでサンドペーパーで少しずつ削っていきます。

こんな感じになりました。ん~まだまだ角度が甘い……
キノコの頭の角度を強くしたいので、ダボ穴の角度を強引に変えます。

必殺技…手動ドリル!!手でドリルビットを持って少しずつ穴の横を削っていきます。

これでダボ穴の角度が強くなりました。キノコが自分でバランスを取るように頭を横に傾げるようにします。
穴の角度を強めに変えたので、笠と柄の設置面も角度を合わせないといけません。

ダボ穴の角度に合わせて斜めに薄くスライスカットしました。上手く行きました。

少し良くなって来たと思います。

↑これは槐(えんじゅ)の笠に合わせてみました。槐はオイル塗装済みです。

↑これは山桜の笠に合わせてみました。山桜もオイル塗装済みです。山桜がバランス良さそうです。

3体並べてみました。ん~片足で立つキノコもうちょっと修正したい気もしますが、とりあえず次へ進みます。

あと2体作りたいです。5体とも別々のポーズになるようにします。

角度を付けてノコギリで切ります。

余った端材は、端材置き場へ。ゴミ箱ではありませんよ(;一_一)いつか小さな小物を作るんです。

また斜めに向かってドリルを入れていきます。初めから斜めに固定しておくとドイルで穴開けやすいです。

2体はこんな感じで角度を付けています。1体は向かって右へ頭を傾げる感じ、もう1体は少し上を向いてのけぞる感じをイメージしています。

まずは、頭を傾げる感じから。ザクザク粗彫りしていきます。

とりあえず、ウォルナットの笠と合わせてみます。そして、カットする部分を決めます。

こんな感じでカットしました。

足も彫ってみます。
ところで、もう手袋がボロボロでみっともないです。そろそろ新しいの買います。ノミで彫る時いつも同じ場所にノミが当たるんですよね。指を保護しているつもりですが、すぐ穴が開きます。

少しずつ彫って形を整えていきます。角度が弱いようですのでカットします。

また、薄く斜めにカットします。上手く行きました。今日はこの技がさえているようです。プロフェッショナル?

合わせてみます。ん~…まだ何か変ですね。

後ろ姿もまだ修正が必要です。

大分修正しましたが…もう少しクネらせた方がいいのかな…一度彫ってしまうと形は戻らないのでこの辺は難しいですよね…(~_~;)
とりあえず、置いておいて次へ行きます。

次は、角度を後ろへ強く付けた柄を彫ります。

粗彫りしていきます。ちょくちょく背景に白い板のような物が見えますが、この板に押し付けるように上からノミで削るんです。堅い木を彫るときは指を痛めるので、粗彫りの時だけでもなるべく指を痛めない彫り方をします。

またウォルナットの笠に合わせてみます。なぜかウォルナットと合わせたくなるんです…

全体の形を整えていきます。足はどうしようかな?…

横はこんな感じです。思ったより後ろにのけぞっていません…ん~どうしよう…

足はちょこっと控えめに彫りました。

後ろはこんな感じです。後ろ姿はバランス取れているようです。

2つ並べてみました。やっぱりどっちもまだ修正必要です。

頭を傾げるキノコを槐と合うように彫り直してみました。ちょっと彫り過ぎたかも(_)明日なんとか修正できるといいですが…今日はもう時間が無いのでまた明日やります。
槐の金色だけが神々しく輝いています…