チェリーで木彫り(キノコの柄を彫る1日目)

木彫りのキノコ胡桃とチェリーで合わせる後ろmushroom wood carving 制作の様子

キノコの笠と柄が仕上がって、オイル塗装も終わった段階で、やっぱりちょっと違うな~といつものように不採用になるキノコ達がたくさんいます。

今日は(今日もか)また柄を新しく作り直します。しばらくは柄ばかり彫ることになるかもしれません。

木彫りキノコの笠と柄がたくさん並んでいる様子

↑不採用のキノコ達…ごめんね。新しくするからね。

先日作っておいたチェリーの柄が既に準備されています。チェリーはウォルナットなどの濃いめの木に合わせやすいので、その際によく使います。オイルを入れて経年変化した後の赤味を帯びた飴色が最高な木です。

チェリーの木彫り用の端材

これをせっせと彫っていきます。ちょっと長めですが、後で切ります。

チェリーの木彫りの途中の粗彫り

最初はザクザク彫ります。私は木彫りには基本的に堅い広葉樹を使いますが、その中でもチェリーは割と柔らかい方です。なので彫り過ぎないように注意します。

胡桃の木彫りのキノコの笠にチェリーを合わせてみる

こんな感じになりました。少しカットします。キノコの笠は胡桃です。既にオイル塗装済みです。この胡桃の笠は少し縦長に彫ってしまって柄をバランスよく合わせるのが難しく何度もやり直しています。

万力でチェリーの木彫り用の木を抑えている

万力で抑えてカットします。以前万力で強く抑え過ぎて木が凹んだので力加減に注意します。

木彫りのキノコの置物、彫る途中で合わせてみます。

うん……なんかこのキノコ偉そうですね(;一_一)

木彫りのキノコの足を彫っている様子

足のような物も彫ります。

木彫りのキノコの柄の正面(チェリー)

正面はこんな感じになりました。

木彫りのキノコのお尻

お尻はこんな感じです。ちょっとくねった感じにしています。

木彫りのキノコ胡桃とチェリーで合わせる正面

再度、胡桃の笠と合わせてみます。ん~…

木彫りのキノコ胡桃とチェリーで合わせる後ろ

後ろはこんな感じ…ん~。ところでこの胡桃の笠の部分、色味がとても良いんですよね。ウォルナットに少し似ています。

木彫りのキノコの足の裏をペーパー掛けする様子

真っすぐ立てるように足の裏をペーパー掛けします。ペーパーの粗さは240番です。仕上でよく使う番号です。

木彫りのキノコの置物、2体で合わせてみる

とりあえずこんな感じになりました。隣に他のキノコを置いてみます。ちなみに隣のキノコさんは胡桃と山桜です。

ん~…。まだ修正が必要です…作業はまた明日。たぶんしばらくチェリーだな…