今年から招き猫をちょくちょく彫っていますが、そんな猫さん達に毒キノコを持たせてみました。毒キノコを差し出す猫と、食べているネコです。
今回もその制作の様子です。
まずは、小さい毒キノコを彫ります。小さいので難しいです(；一_一)
赤い木はパドウクと言う木です。毒キノコなので白い斑点も入れます。白い斑点はホワイトアッシュです。一つ一つホワイトアッシュを挿し込んでいきます。色は付けないので、木の色で毒キノコのベニテングタケを表現します。
こんな感じです。小さい…
この毒キノコを猫さんに持ってもらいます。
こんなイメージで彫っていきます。猫はチェリー（ブラックチェリー）の木を使っています。濃い飴色になっていく美しい木です。
目と鼻に本紫檀を埋め込んで一人完成。
もう一人彫ります。
ちょっと持ち方を変えて、いかにも差し出す感じにしています。
こんな感じになりました。二人目の顔周りを彫って小顔にしました。バランス良く彫るの結構苦戦しました…失敗かな？と思いきや何とか整いました。
尻尾も付けてあげます。
尻尾。最近はほとんどフック形です。
台はウォールナットの木を用意します。
台は切り株っぽいイメージにしました。意外と良い感じなので今後猫さん達の台はこんな感じにしようかと思案中です。
台の裏から棒を挿し込んでいます。↓結構難しいです…
最初は二人だけ彫る予定でしたが、小さい毒キノコを3つ彫ったので、せっかくだからもう一人。
木材は山桜にします。彫りやすくて大変良い木です。
少し首を傾げています。
そして、少しぽっちゃりしています。
そして、毒キノコをあげようとしているのではなく、食べちゃってます。
↑尻尾。
せっかくなので、かじった毒キノコを新たに彫ることにしました。
毒キノコはかじられていて、ほっぺたは膨らんでいて、小さな口もあります。
なんか熊みたいだな…
余った毒キノコは足元に植えることにしました。
この子の台も山桜にしています。
3人並んで完成です。
オイル塗装（荏胡麻油）した写真はこちら↓
毒キノコを差し出していたり、食べていたりと、なんだかシュールです。
既に販売していますが、毒キノコを食べている猫さんは、このブログを書いている時点でもう売れてしまいました。リアルタイムでブログを書ければいいのですが、いつもブログは後回しなので、こうゆうことになってしまいます(；一_一)
他の二人は今のところまだ販売中です。クリーマ（販売サイト）の出品ページはこちらです。
今は壁に掛けるタイプの招き猫彫っています。後日またご紹介しますね。
では、また。
