工房木ノ文 はじめに

木彫りのキノコ その他(日常の話)

数年前から趣味で木の家具などを作っていました。

小さい頃から何でも自分で作るのが好きだったので、使い勝手の良い小さいテーブルなど買うより作ってみようとなったわけです。

今まで木にはあまり興味が無かったのですが、材料の木を探している内に、色々な木に興味を持つようになりました。

家具が好きというより木が好きになりました。

実際家具を作るのはとても大変で、専用の機械などあるわけもなく、ノコギリで汗だくになりながら、切ったり削ったりして、小さいテーブルでも何カ月もかけて作っていました。

家具を作る際は、何度もヤスリ掛けをし研磨し、木の表面をツルツルに仕上げることが良いことだと思って必死にやっていました。

ひょんなことから、彫刻刀で木口を削ってみました。(木口は堅くてヤスリ掛けも大変なので)

彫ったまんまの木の表情が何とも言えない良い感じ。

それから家具の一部分を彫って仕上げることにしました。

彫って仕上げた木の魅力に憑りつかれていった私は、家具はやめて木を彫るようになりました。(家具をたくさん作っても置く場所も無いですし…)

そして今、キノコをたくさん彫っています。

丸っこい形やちょうどいい大きさ、顔のように見える木目の表情。

木の子(きのこ)だからなのか、キノコの形は木の魅力を表現するのにちょうどよかったのです。

キノコ彫りは楽しいです。大好きな木と戯れることが出来るのですから。

木彫りのキノコのストラップウォルナットチェリー

たくさん彫ってキノコだらけになってきたので、2023年6月、工房木ノ文(konofumi)という名前で少しずつですが木彫りのキノコをネット通販で販売する事にしました。

creema(クリーマ)というクリエイターが作品を出品するサイトで販売しています。
工房木ノ文(konofumi)

今後どうなるかは全く分かりませんが、とりあえず今はキノコを彫っています。

このサイトは、製作の様子や木の話、なんでもない日常などブログとして紹介していけたらと思って立ち上げました。